よくある質問

事業概要について

新富町、児湯農業協同組合、地域農家、民間企業、県関係機関等と連携し、時代に対応した多種多様な人材の育成、スマート農業等を活用した効率的な農業産業システムの構築、国内需要から海外需要まで生き残るためにDX等(デジタルトランスフォーメーション等)を活用した新たな販路拡大や出口戦略、また、様々な業種の企業と連携した新たな事業の構築を図っていきます。

 今回、このような事業を展開していく場として、本県サッカーチームのデゲバジャーロ宮崎(J3)の本拠地スタジアムの北側エリア敷地(約8ha)を活用します。 そこに、農業研究等エリア(約4ha)内に、新規農業参入ハウス、新規作物の栽培及び試験研究用ハウス等、また、直売所等エリア(約4ha)内に、農畜産物直売所、商品開発加工施設等の施設整備事業を展開する予定です。

ニューアグリベースについて

令和3年6月1日に新富町と児湯農業協同組合の2者が設立発起人となり、新しい農業公社『一般社団法人ニューアグリベース』を設立しました。

近年、農業従事者の高齢化や担い手の減少、人手不足等にともなう労働力の低下、さらには農産物の自由化や価格の低迷、消費の多様化など、農業を取り巻く情勢は厳しい状況にあります。

また、農地利用の多様化やAI・IT・IOTを活用したスマート農業の台頭など地域農業は大きな変革の時期を迎えています。 このような地域農業の現状を踏まえ、行政と農協が一体となり互いに情報の共有を図り、新たな農産物生産技術の開発研究、新作物の産地化及び地域農業者の人材育成・担い手確保、新たな販路拡大及び出口戦略等の取組を行い、攻めの農業を実施することによって地域農家の農産物の収量増及び所得の向上等に繋げるとともに持続可能な地域農業の実現を目指します。