露地栽培での実証実験が始まりました。

三納代北地区の試験研究用ハウス施設に隣接するほ場において、農業技術の試験研究を行う企業と共同でペプチドを用いた露地栽培(キャベツ)での生育促進の実証実験が始まりました。

今年5月からのきゅうりの生育促進の実証実験に続き、キャベツにも特定のペプチド※¹を与えることで、植物に不足している性質を発現させ、従来の品種改良と比較して、安心で簡単に植物の様々な機能を引き出すことが可能となり、その結果、病害虫や気候変動による被害を防ぎ、農作物の収量や品質を向上することが期待されます。

定植から10日後の様子
定植から10日後の様子

一般社団法人ニューアグリベースでは、新富町の基幹産業である地域農業の振興に資することを目的として、地域農業の将来を担う人材の育成・確保、農業技術の試験研究及び新たな農業生産システムの構築等を図って参ります。

※1ペプチド:アミノ酸が複数つながったもので、植物の代謝や組織間の情報伝達の要として働き、生育環境への適応や耐性向上などに欠かせない重要な成分

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